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バイクを愛してしまったら、手入れしてあげたくなるのは自然なこと。


 
 
2024.09.20

【Autumn Ihatovo】

with iB Lady RIHO

         text & photoSotaro Inoue (President of iB)
           

 

タイトルのイーハトーブというのは、宮沢賢治による造語で、賢治の心象世界中にある理想郷を指す言葉である(表記についてはくつかの変遷を経ている。)  出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 
世界最大のトライアルイベントとして有名な「イーハトーブトライアル」ももちろん思い出されますよね。
そしてiB Lady RIHOさんが跨っているオートバイの名前でもあります。
 

 
オートバイについて軽く触れておくと、タンクのペイントは初期のTL125(バイアルス)のようにも見えますが、これはアルミタンクに換装した際にこのペイントで塗られていたもので、とても綺麗なペイントなのでそのままにしてありますが、車体はイーハトーブです。
エンジンはもちろんICBM® で排気量を145ccに上げ、軽二輪登録になっているので高速道路も一応走行は可能です。家の前の街路から都市を抜け出し、高速から林道、そして森の奥の理想郷まで、どこでも走れるオートバイというのがiBがカスタムしたこのイーハトーブのコンセプトです。
 

どこにでも行ける、それはオートバイ にとって最も大事な資質だと思うんです。オートバイは自由の象徴ですからね。どんなところにでも、どんな時にでもいくことができる。それを最大限に追求したら、こんなオートバイになりました。
 
そして、その自由は永遠に続きます。ICBM® によってその心臓には永遠の命が与えられているからです。
 
深夜でも早朝でまだ街が目覚めていなくても、電車もバスも動いていない時間でも、身の近くにあって思い立った瞬間にどこにでも行ける、そのためにあるオートバイ。
 
誰だって、時には眠れない夜ってあるでしょう。そんな時にはバイクに跨って走り出すよりないじゃないですか。
 
街を抜け出し高速を過ぎ森を抜けて丘に出ると、大きな朝焼けに出会うこともあります。
この移動能力を「自由」と呼んでもいいのではないでしょうか。
 

RIHOさんも何か心縛るものを抱えていたのかどうか、それはわかりません。
 
でも、自然の中で清洌な空気を胸深く吸い込み、澄んだ秋の光を浴びることで、もう一度自分を見つけ出すことはきっとできたはず。
 
RIHOさんの美しい表情がそれを物語ってくれていますよね。
 
 
 
 

 
 
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