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バイクを愛してしまったら、手入れしてあげたくなるのは自然なこと。


 
 
2024.05.27

【ほんとうに必要なもの。】

iB Lady RIHO @ドレミの丘 with IHATOVO-ICBM®

         text & photos: Sotaro Inoue (President of iB)
           

 


大型免許も持っているんですけど、大型に乗る機会は多くありません。

撮影のお仕事では大型でないと絵にならないことはあります。
でも、自分が乗るのには小さいオートバイがいいと感じています。
 
大型バイクでないと本格的ではないような見方ももちろんわかりますけど、
ヒトにどう見えるかって自分のプライベートライフとしてはあまり
関係がないように思っています。
 

 
ほんとうに必要なものってなんでしょうね。
実用性というか実際に役に立つかどうか、だけが評価軸という
わけでもないんです。
 
特に趣味の世界では、むしろ実用性よりもそのものが持っている物語とか
味わいっていうような、感性に響く部分の方が大事な場合も多いですよね。
 
旧いオートバイに乗ること自体、役に立つからっていう発想ではないのは
明らかです。
 
ただ、人にどう見えるか、っていう視点はちょっと違う気がします。
自分の趣味が嵩じていった結果として大きなバイクや高価なものに
行き着いてしまったのなら、それはそれで素敵ですけど。
 
 
 

 
私はこんなふうにしていたいから。
そうする時に気持ちがイイものを選びたいんです。
 
服装でもオートバイでも。
 

それだけのことなんですよね。