職業柄？交友関係？どちらか分かりませんが、共通の友達が多いらしく、 SNSでよく見かけていた、プロのトライアルライダーで、しかも全日本のレディースクラスでランキング 2位という実力の持ち主です。
 
「こんなに小柄で可愛い女の子が、ホントにそんなにスゴイの？会ってみたいな～」と思い続けて数年。そんな私の怨念（？）が伝わったのか、またまたバイク友達の井上社長が、誘ってくれたトライアルスクールが、今回参加した「小玉絵里加トライアルスクール」でした。
 
 
実際に会った絵里加ちゃんは、想像をはるかに超えて可愛い印象。そんな彼女が 1日中、自分のマシンを自由自在に操りながら、楽しそうに説明してくれる姿を見ていると、こっちまで楽しい気持ちになってしまう。そんなスクールです。
 

 
まずは 1日の流れや注意点の説明を受け、トライアルの基本であるスタンディングの練習からスタート。
 
「はい。バイクの上で真っすぐ立って！その感覚を忘れないでくださいね。」
 
 

「おお？おおお？？？立ててる！！！！」と言う風に、とにかく説明が分かりやすく、久しぶりのスタンディングも比較的スムーズにクリアすることができました。
 

 
続いては、加減速の練習。この練習については、オンタイムでは何が正解なのか、イマイチよく分かっていなかったのですが、午後のカリキュラムのために山の中を移動した際に、加速するのが全く怖くなくなっていたので、感覚で何かを体得できていたのだと、後々、驚くことになりました。
 


その後も丸太を越えたり、円の中をぐるぐると走ったり、午前中はトライアルの基礎をみっちり。永遠の初心者をいつか脱却したいと思っている私には、本当にちょうどいい大満足の内容です。
 

大満足と言えば、お昼は暖かい作りたての中華丼？のようなランチが食べられたのも、嬉しいポイント。こういったオフロード系のライディングスクールといえば、基本的には来る途中のコンビニで購入した冷たいご飯が定番なので、暖かい手作りご飯は嬉しすぎるサプライズ！午前中のハードな基礎トレーニングに、体力・メンタル共に限界を迎えていた私の気持ちを、一気に回復させてくれました。
 

ランチの後は練習内容のレベルが一気に上がり、簡単なセクションや土管越えに挑戦！
 

この土管が結構な強敵で、写真では簡単そうに見えるかもしれませんが、奥側の土管を意識しすぎて、アクセルを思いっきり開けることができず、何度挑戦してもてっぺんにバイクのお腹の部分が引っかかって終了という、残念な結果に終わります。
 

という事で、私の代わりに井上社長の華麗な土管越えの写真をお楽しみください (笑 )
次回は、この土管ぐらいは越えられるようになりたいな～と、密かな目標を立てた 1日。次こそは、ちゃんと私の土管越え写真を貼りたいと思うので、楽しみにしていてくださいね！（ほんとかよ。）
 


 
そして最後は競技形式で、少し難易度が上がったセクションにチャレンジして終了。
 
最後はなんとか用意されたコースをミスなくクリアでき、かなりの上達を感じることができました。
 
 
 

そんな「小玉絵里加トライアルスクール」を簡単に説明すると、基礎が学べて、美味しくて、可愛い！そんな、パワーワード満載のスクールです。
 
トライアル競技を熟知したスタッフさんが危険な場所には必ず居て、すぐに助けてくれる環境がとても安心で、トライアル初心者にはかなりおススメできる濃厚な 1日でした。
 

スクールの最後にはじゃんけん大会で、今回スクールが開催された会場、 GARDEN OFFROAD PARK（千葉県香取市片野 167）のオーナーさんが自ら作っているという、萌え系パッケージが可愛いお米、「るびさまい」を井上社長が GET！
 
「なんてラッキーな人なんだ。今度からラッキー井上と呼ぶしかないな・・・。」と、物欲しそうに見ていたら、優しい社長がくれたので、ラッキー先川になりました（笑）
 
お米を GETできたことで、 3か月前に買い替えたけど 1度も使っていなかった炊飯器を初めて使うこともでき、トライアルスクールに参加しただけなのに、色んなことが動き出した 1日。出掛けることって大事だと、改めて実感できた日でもあります。
 
お米は、初めて使ったハイテク炊飯器の設定を間違えたのか、底の方が少し焦げてしまいましたが、狙ってないのにおこげが出来て、とても美味しかったです。
 
やっぱり、バイクは楽しい！？
 
 
 

 
文/モータージャーナリスト　先川 知香

写真/仁部 智成